Compositor: Matsuda Shinji
あかくぬれたゆびさきでさいはふられ
そらへおちてゆくふかくふかく
にどとかえらないやみのかなたへ
かそくしてゆくらすとしいんは
だれにもとめられない
うんめいをきりくだけ
きずついたつばさひろげとびたつよ
こたえはここにはないから
たがためにかねはなる
ぜつぼうにみちたとざされたせかい
はばたきつづけるかすかなひかりへと
きっとひとはよわいからうつくしいと
きみはほほえんでまぶたをとじた
かけだしてゆくほのおのなかへ
さよならもいわないで
なんどでもなんどでも
きずついたりょうてひろげさけぶだろう
こたえはこころにあるから
もえあがるせかいちず
だてんしがえがきだしたしんせいき
せいじゃのいのりはかすれてきえてゆく
さんびかのひびくよるがすしつのどうぶつは
いきたえるときまでひとをしんじつづけているのに
うんめいをきりくだけ
きずついたつばさひろげとびたつよ
こたえはここにはないから
たがためにかねはなる
ぜつぼうにみちたとざされたせかい
はばたきつづけるかすかなひかりへと
もういちどしんじるだけのゆうきをもって
もういちどうたうだけのちせいをもって
さいごまでせかいをみつめつづけてゆく
さいごまでせかいをみつめつづけてゆく